Gradleとは何者?インストール方法〜使い方までわかりやすく解説
- 1.Javaの資格一覧
- 2.転職に役立てたいなら「Oracle認定Javaプログラマ」
- 3.現場で役立つ知識をアピールするなら「Javaプログラミング能力認定試験」
- 4.Androidの技術に特化したいなら「Android 技術者認定試験」
- 5.Java資格勉強におすすめな参考書&問題集
- 6.Java資格取得に必要な時間&勉強方法
- 7.Javaの資格を取得するメリット
- 8.Java資格取得者の体験記
1.Javaの資格一覧
Javaは幅広く使われるプログラミング言語であり、複数の資格が存在します。その中で主要なものが以下の3つです。
・Oracle認定Javaプログラマ
・Javaプログラミング能力認定試験
・Android 技術者認定試験
これらの資格には、資格の種類、難易度、内容など様々な違いがあります。以下の表からそれぞれの資格の違いを把握することで、自分に適した資格はどれか確認してみましょう。
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資格区分 |
ベンダー資格 |
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試験区分 |
Bronze |
Silver |
Gold |
受験環境 |
オンライン |
オンライン(監督付き)、会場 |
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受験料(税込み) |
16,500円 |
32,340円 |
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受験者数(累計) |
非公表 |
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合格率 |
非公表 |
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難易度 |
★★☆☆☆ |
★★★☆☆ |
★★★★☆ |
就職に有利 |
★★☆☆☆ |
★★★★☆ |
★★★★★ |
初心者向け |
★★★★☆ |
★★★☆☆ |
★☆☆☆☆ |
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資格区分 |
民間資格 |
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試験区分 |
3級 |
2級 |
1級 |
受験環境 |
会場 |
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受験料(税込み) |
5,200円 |
6,400円 |
7,800円 |
受験者数(累計) |
60,410名(2021年3月31日時点)*1 |
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合格率 |
52.2%(2020年度平均合格率)*1 |
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難易度 |
★☆☆☆☆ |
★★☆☆☆ |
★★★☆☆ |
就職に有利 |
★★☆☆☆ |
★★☆☆☆ |
★★★☆☆ |
初心者向け |
★★★★★ |
★★★★☆ |
★★★☆☆ |
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資格区分 |
民間資格 |
|
試験区分 |
アプリケーション |
プラットフォーム |
受験環境 |
会場 |
|
受験料(税込み) |
16,500円 |
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受験者数(累計) |
4500人以上(2015年3月時点)*2 |
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合格率 |
約44% *2 |
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難易度 |
★★★☆☆ |
★★★☆☆ |
就職に有利 |
★★★☆☆ |
★★★☆☆ |
初心者向け |
★★★☆☆ |
★★★☆☆ |
参照元
*2:Android技術者認定試験(ACE)受験者数、4500人を突破 | Authorized Certification of Engineer for Android
2.転職に役立てたいなら「Oracle認定Javaプログラマ」
Oracle認定Javaプログラマは、紹介したほかの資格とは違い「ベンダー資格」です。
ベンダー資格とは、システムやハードウェア、ソフトウェアなどの製品を販売する「ベンダー企業」が、自社の製品を扱うスキルを認定するものです。
ベンダー資格のメリットとしては、国際的な資格として評価されること、その製品の実務スキルの保証になることなどがあげられます。
デメリットは、試験のバージョンアップが多いことや、受験料が高額であることなどです。Oracle認定Javaプログラマには有効期限はありませんが、有効期限が存在するベンダー資格も多くあります。
①運営団体
資格はJavaのベンダーであるOracle社が運営し、試験はピアソンVUE社が行っています。
②試験区分
試験区分はBronze、Silver、Goldに分かれており、Bronze < Silver < Goldの順に難易度が高くなります。
Bronze
BronzeはOracle認定Javaプログラマの中で最も難易度の低い、言語未経験者向けの試験です。
唯一試験官なしのオンライン受験ができ、また唯一バージョンに依存しないため、一度取れば最新状態が続きます。しかし、Bronzeは日本でのみ有効な資格であることに注意しましょう。
試験監督なしのオンライン試験であるため、履歴書に書いてそこまでのアドバンテージがもらえるものではないのが正直なところです。ですが、基本的なJavaのプログラミング、オブジェクト指向を理解していることを示す材料にはなります。
試験内容は以下の通りです。
・Java言語のプログラムの流れ
・データの宣言と使用
・演算子と分岐文
・ループ文
・オブジェクト指向の概念
・クラスの定義とオブジェクトの使用
・継承とポリモフィズム
参照元
Java SE Bronze | Oracle University
Silver
SilverはJavaの基本的なプログラミング知識がある開発初心者向けの資格です。Bronzeよりも実務的な内容が問われるため、実際に役に立つスキルを証明できるものになっています。
以前はオンライン受験が不可能でしたが、試験監督ありのオンライン受験が2020年5月から可能になりました。
試験内容は以下の通りです。
・Javaテクノロジと開発環境についての理解
・簡単なJavaプログラムの作成
・Javaの基本データ型と文字列の操作
・演算子と制御構造
・配列の操作
・メソッドの作成と使用
・カプセル化の適用
・継承による実装の再利用
・インタフェースによる抽象化
・例外処理
・モジュール・システム
参照元
オラクル認定試験のオンライン試験 (監督付き) での受験が可能になりました | Oracle
Java SE 11 Programmer I | Oracle University
Gold
Goldは自力で開発が行えるような、中〜上級者向けの資格です。汎用的なプログラミング知識、機能実装の能力を評価するため、就職の際に有利な資格といえます。
ただし、Goldの前提資格としてSilverがあるため、先にSilverの資格に認定される必要があることに注意しましょう。
Silverと同じく、Goldも試験監督ありのオンライン受験ができます。
試験内容は以下の通りです。
・Javaの基礎
・例外処理とアサーション
・Javaのインタフェース
・汎用とコレクション
・関数型インタフェースとラムダ式
・JavaストリームAPI
・組込み関数型インタフェース
・ストリームに対するラムダ演算
・モジュール型アプリケーションに移行する
・モジュール型アプリケーションにおけるサービス
・並列処理
・並列ストリーム
・Java SEアプリケーションにおけるセキュア・コーディング
・JDBCによるデータベース・アプリケーション
・ローカライズ
・アノテーション
参照元
Java SE 11 Programmer II | Oracle University
③公式サイトURL
https://www.oracle.com/jp/education/certification/jse11-5570635-ja.html
3.現場で役立つ知識をアピールするなら
「Javaプログラミング能力認定試験」
Javaプログラミング能力認定試験は、Javaについての知識、オブジェクト指向の理解などを認定する民間資格です。3級、2級、1級に分かれており、3級、2級では基礎知識を、1級では業務レベルのスキルを測ることができます。
受験者が累計60,410名(2021年3月31日時点)おり、受験者の声も多くあることから、知名度の高い試験であることがわかります。
①運営団体
Javaプログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が運営しています。サーティファイにはほかにも様々な認定資格があります。
②試験区分
3級、2級、1級に分かれ、3級 < 2級 < 1級の順に難易度が高くなります。
3級
3級の試験はJavaプログラミング能力認定試験の中で一番基本的な内容の試験です。Javaに関する知識はもちろん、Javaの理解に必要なオブジェクト指向についても基本的な部分が出題されます。
3級はマークシート形式で60分間の試験です。以下の出題範囲に沿ってJavaのプログラミング知識・技能について出題されます。
・Javaの基礎
・Javaの扱うデータ
・演算子
・制御文
・クラスとメソッド
参照元
3級 | 出題範囲 | Java™プログラミング能力認定試験
2級
2級では、3級の基本的な内容だけでなく、小規模なプログラムが書けるかどうかが基準にあげられています。オブジェクト指向の継承、パッケージやライブラリなど実際の開発に欠かせない部分が出題されるため、より実践的な内容を意識した試験といえます。
2級も3級と同じくマークシート形式であり、3級よりも長い90分間の試験です。出題範囲は以下の通りです。
・演算子
・制御文
・クラスと継承
・変数とメソッド
・総称
・パッケージ
・例外処理
・スレッド
・クラスライブラリ
参照元
2級 | 出題範囲 | Java™プログラミング能力認定試験
1級
1級の試験は2級3級とは大きく異なります。2級3級では演算子やクラスなどの項目について問題が出題されますが、1級ではそれらの知識を有した上で、実際にプログラムを作成する実技試験が行われるのです。
実技試験はパソコンを使用し、試験時間も150分間と長くなります。出題範囲は以下の通りです。
・テーマプログラム[人材派遣管理プログラム]に対する仕様変更、仕様追加等の課題についてのプログラム作成。
(変更仕様書の作成を含む)
※Java SE8で出題する。
参照元
1級 | 出題範囲 | Java™プログラミング能力認定試験
③公式サイトURL
https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/jv/introduction/
4.Androidの技術に特化したいなら
「Android技術者認定試験」
Android技術者認定試験は、Javaで開発されているOSであるAndroidでアプリケーションの開発・保守やプラットフォームの開発・移植・改造ができるかを問う試験です。英語や中国語での試験も存在し、グローバルスタンダードとして評価されています。
ほかのふたつの試験のようにJavaの知識やスキルそのものを測るわけではありませんが、Androidの開発スキルと同時に、それに欠かせないJavaの理解を証明できます。
就職、転職先にJavaだけでなくAndroidの技術を示したい場合に適している資格です。
①運営団体
一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会 が運営しています。
②試験区分
Android技術者認定試験には、アプリケーション開発のスキル認定を行う「Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック」、プラットフォーム開発のスキル認定を行う「Androidプラットフォーム技術者認定試験 ベーシック」が存在します。
Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック
Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシックは、Androidでのアプリケーション開発の技術を測る試験です。ユーザインターフェースからストレージ、通信まで様々な項目が出題されるため、技術者としての幅広いスキルを証明できます。
試験は四肢択一の70問で、会場にてCBT方式で行われます。出題範囲は以下の通りです。
・システムアーキテクチャ
・ユーザインターフェース
・リソースファイル
・アプリケーションコンポーネンツ
・ストレージ
・通信
・外部機器とセンサ
・マルチメディア
・テスト
・ネイティブ
・アプリケーション管理
・アプリケーション配布
・開発機能
・デバッグ機能
参照元
アプリケーションベーシックスキル for Android™ | Authorized Certification of Engineer for Android
Androidプラットフォーム技術者認定試験 ベーシック
Androidプラットフォーム技術者認定試験 ベーシックは、オープンソースなAndroidのプラットフォーム、すなわち土台部分の開発技術を測る試験です。
プラットフォーム開発についての項目からバージョン管理などまで幅広く出題され、一般的な開発にも役立つスキルが証明できます。
アプリケーション技術者認定試験と同じく四肢択一の70問の試験であり、会場にてCBT方式で行われます。出題範囲は以下の通りです。
・init
・システムアーキテクチャ
・リソースファイル
・アプリケーションコンポーネント
・ストレージ
・通信
・一般的なセンサ
・LocationService
・マルチメディア
・ロギング
・IPC
・セキュリティモデル
・電源管理
・Zygote
以下省略
参照元
プラットフォームベーシックスキル for Android™ | Authorized Certification of Engineer for Android
③公式サイトURL
5 .Javaの資格勉強におすすめな参考書&問題集
資格をとるために効果的なのが、参考書、問題集での学習です。
参考書・問題集の中にも、特定の資格への対策ができるもの、資格の運営元が認定しているもの、資格に特化しないものなど、多くの種類があります。
目的に応じて自分に合う本を見つけていきましょう。
①Oracle認定Javaプログラマを受験する人向けの本
Oracle認定Javaプログラマは試験のバージョンアップがよく行われます。自分の受験する試験と参考書の対応する試験が一致しているかを確認しましょう。
Bronze
・オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE(試験番号1Z0-818)
出版社:翔泳社
価格:3,520円(税込み)
オラクルが認定しており、Bronzeの最新試験に対応しています。テキストと問題集が一体になっており、Javaの基礎と資格の勉強が同時にできる本です。
・徹底攻略Java SE Bronze問題集[1Z0-818]対応
出版社:インプレス
価格:2,750円(税込み)
こちらは問題集です。Javaの基礎知識があり、Bronzeの試験に向けての対策を行いたい方に向いています。
Silver
・オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)
出版社:翔泳社
価格:4,180円(税込み)
・徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
出版社:インプレス
価格:3,740円(税込み)
Bronzeでも紹介した2つの本のSilver版です。初心者の方が問題集で勉強する場合には、ほかにJavaの参考書を用意しておくと学習がスムーズに進みます。
Gold
・オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE11(試験番号1Z0-816)
出版社:翔泳社
価格:4,730円(税込み)
・徹底攻略Java SE 11 Gold問題集[1Z0-816]対応
出版社:インプレス
価格:4,440円(税込み)
Goldの受験はSilverの合格が前提になります。難易度も上がるため、問題集を1冊は用意したほうがいいでしょう。
②Javaプログラミング能力認定試験を受験する人向けの本
Javaプログラミング能力認定試験の主催であるサーティファイが出版する過去問題集があります。後に紹介するJavaの初心者向け参考書と一緒に学習してみてください。
3級
出版社:サーティファイ
価格:1,650円(税込み)
2級
出版社:サーティファイ
価格:1,870円(税込み)
1級
出版社:サーティファイ
価格:1,980円(税込み)
③Android 技術者認定試験を受験する人向けの本
Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック
・Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシック 対策実践問題集〔改訂版〕
出版社:日経BP
価格:3,080円(税込み)
・徹底攻略 Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシック問題集
出版社:インプレス
価格:3,300円(税込み)
・携帯OS教科書 Androidアプリケーション技術者ベーシック
出版社:翔泳社
価格:4,180円(税込み)
Androidプラットフォーム技術者認定試験 ベーシック
プラットフォームの資格に特化した参考書は残念ながらありませんが、Androidのプラットフォーム開発に関する参考書が存在します。
出版社:技術評論社
価格:3,960円(税込み)
出版社:C&R研究所
価格:4,620円(税込み)
上記の本ではJavaに関する説明がないため、初心者の方はこれ以外にも参考書を用意したほうがいいでしょう。プラットフォーム開発が完全に初めての場合は「図解 Androidプラットフォーム開発入門」をおすすめします。
④Javaをこれから学ぶ初心者・体系的に学びたい人向けの本
出版社:インプレス
価格:2,860円(税込み)
基礎から体系的に学習できる参考書です。プログラムの書き方はもちろん、オブジェクト指向についてもしっかり解説されており、Javaの入門書としておすすめの一冊です。
出版社:SBクリエイティブ
価格:2,838円(税込み)
こちらもJavaを基礎から学習できます。各章に練習問題があるので、理解度を確認しながら学習を進められます。
出版社:秀和システム
価格:2,860円(税込み)
出版社:秀和システム
価格:3,278円(税込み)
「新わかりやすいJava 入門編 第2版」ではJavaプログラミングが細かく解説されていて、初心者にも理解しやすくなっています。
「新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説」では、オブジェクト指向についてはもちろん、Java8から導入されたラムダ式やストリームについても詳しく解説されています。
6.Java資格取得に必要な時間&勉強方法
資格取得に必要な時間は人によっても勉強方法によっても異なります。自分が未経験者、初心者、中級者、上級者のどれにあたるのか考えてみましょう。
①Oracle認定Javaプログラマに必要な時間
まったくの未経験の場合、Bronzeを取るのに最低でも1か月、Silverの取得に3か月は必要です。
Bronzeは基本的な内容の試験であり、経験者なら難しい試験ではありません。未経験者の場合は知らないものを学ぶ期間として1か月はみた方が良いでしょう。
Silverは開発初心者向けの試験ですが、指導の下で開発ができる程度の基本的なプログラミング知識が必要です。よって、未経験者ならば最低3か月程度はかかると考えられます。経験者であればそれよりも短く済みますが、1か月~1か月半はみておくべきです。
Goldは独力で開発が行える中〜上級者向けの試験です。Silverよりもさらに難易度が上がるため、3か月~半年程度を見込んで学習を進めていくのがよいでしょう。
Goldの取得にはSilverの試験合格が必要ですので、未経験者の方はまずSilverの取得を目指してみてください。
②Javaプログラミング能力認定試験に必要な時間
未経験者ならば3級、2級の取得に1か月程度、1級の取得には3か月程度必要です。
3級、2級は四肢択一形式なので、Javaの知識を身に着ければ難しいことはありません。
しかし1級は実技試験となり、仕様書に基づくコーディング、デバッグなどにある程度慣れておく必要があるため、3か月程度かかると考えられます。
③Android 技術者認定試験に必要な時間
未経験者の方は、アプリケーション、プラットフォームの取得にそれぞれ3か月ほど必要です。
アプリケーションについては資格専用の参考書があるため比較的学習しやすいといえます。プラットフォームについては専用の書籍がなく、合格体験記も少ないので、少し多めに時間を取った方が良いかもしれません。
④学習方法
勉強方法としては、先程紹介したような参考書を使い、繰り返し問題集を解くことで身に着けていくのが一般的です。ほかにも、オンラインセミナーの受講、プログラミングスクール、eラーニングでの学習など様々な選択肢があります。
学習方法によって金額、学習できる時間帯、レベルなど違いがあります。ぜひ自分にあった学習方法を見つけてみてください。
7.Javaの資格を取得するメリット
次にJavaの資格を取得するメリットを紹介していきます。
①就職、転職に有利になることがある
職種に関連する資格ならば、就職や転職の際に有利に働くことがあります。
資格が要件になっている職業も存在するため、就職先の幅が広がりますし、自分のスキルを会社に伝える際、成果物や資格など目に見えるものがあることにより説得力が増します。
②スキルアップにつながる
資格を取るための学習がスキルアップにつながります。
未経験者の方はもちろん、経験のある方でも、なんとなく理解していた部分をあらためて勉強することで、実務に生かすこともできるでしょう。
ただ、自分がこれから身につけたい知識、スキルを理解して資格を選択することが必要です。
③勉強する上でのモチベーションになる
資格の取得という目標は、勉強する上で大切なモチベーションになり得ます。
学校に試験があることによって、勉強する理由が生まれたり、試験に合わせて計画を立てたりしますよね。それと同じように、プログラミング言語の勉強にも資格取得という目標があることによって、勉強にメリハリがついて効率よく進めることが可能です。
8.Java資格取得者の体験記
私の場合は在職中にOracle認定JavaプログラマのSilverを取得しました。この試験ではいわゆる黒本と呼ばれる「徹底攻略シリーズ」のままの問題が多いので、この問題集を周回することが大切です。
在職中だったため、土日の2~4時間を利用し、1か月半程度かけて黒本を3周しました。基本的には参考書、問題集で学習しましたが、それだけで理解できない部分は実際にJavaの環境を作ってコードを書き、実行してみることで理解が進められました。
Javaの開発環境についてはこちらを参照してみてください。
もし試験をオンラインで受験する場合は、自分で試験ポリシーをしっかり読んでおきましょう。違反行為があると即試験終了になってしまいます。私は実際に「筆記用具は使用不可」の記載を見落とし、試験中に使用して試験終了になってしまいました。
資格取得の勉強には時間がかかりますが、私の場合は資格を取得したことで学習意欲があると判断され、社内での評価があがりました。
Javaは幅広く使われているため、メリットも多いように感じます。皆さんもぜひJavaの資格を取得してみてはいかがでしょうか。